憧れを現実に変える、異色の建築デザイナー。 渡辺 剛志

INDUSTRIAL Member Interviews

02憧れを現実に変える、異色の建築デザイナー。

株式会社ワタナベ - Design Works Clutch

店舗責任者渡辺 剛志

Takeshi Watanabe / store manager

憧れを現実に。

Design Works Clutch

ワーカーズショップ「ダイマツ 」にはインダストリアル事業のフラッグとなるアメリカンなワーカーズスタイルをイメージしたディスプレイがある。製作したのは元美容師という異色の経歴をもつ建築デザイナー渡辺 剛志氏。 彼が手がけるDIYショップ「Clutch」では、アメリカのレトロアイテムが立ち並び、インテリアを楽しむ愛好家たちを虜にしている。そんな彼とインダストリアル事業の接点とは。

作ること以外にも表現できるがないか。
模索からまれたアメリカンDIYショップ

もともと実家の家業が、リフォームを中心とした建築をやっていました。しかし私は、実は美容師やってたんです。ただ、小さい頃から創作することが好きで、将来何かしら物作りに関わりたいなと思っていました。このままモヤモヤとした気持ちで美容師でやり続けていくことに悩んでいたこともあって、思い切って26歳の時に美容師をやめて建築の世界に。夜間の学校を出て二級建築士の資格を取得し、現在ではインテリアデザインや施工の仕事と合わせ、専門学校で建築などの講師をやったりと、建築デザインに関わる様々な活動をさせてもらってます。その他、自分のこだわりというか好きなものを店舗で表現しようと思って、「CLUTCH」の屋号で雑貨店も手がけるように。

主にアメリカ西海岸のマーケットで調達したヴィンテージ雑貨やアンティーク照明などインテリアに活かせそうなさまざまな部材を集めて始めたショップです。手探りで始めたショップでしたが、ここ最近では、アメリカ西海岸の文化やインテリアや雑貨に興味のある方々を中心にSNSなどで評価をいただき、建築関係者だけでなく、DIYをされる一般のお客様も来店してもらえるようになりましたね。

元美容師という経験かし、
ラスアルファの価値独自デザインで。

建築の仕事では、価格競争を打ち出した大手とは一線をおいて、細かな部材や材料まで気を使ったデザインに特化したサービスを売りにしてやっています。住宅も手がけますが、主には美容室や店舗などのデザインにこだわりの強い施主の方々がターゲット。私が元美容師ということもあって、店舗のインテリアをやるときは、これまでの自分の美容師としての経験が導線のレイアウトの提案にも活かせてます。

特に、うちのクライアントさんはこだわりの強い方が多いので、打ち合わせでは図面だけでなく、いろんな写真や手書きのラフ画などを使ってイメージを共有することに時間を使ってます。施主さんのこだわりをしっかりと統一させつつ、そこにプラスアルファの価値として壁材の表面的な加工や小物をアレンジして世界観を構築しています。やっぱり、施主さんからのリアクションとして嬉しいのは、「思っていた以上におしゃれになってる」と言葉をかけてもらったことですよね。自分がアレンジするちょっとした加工に反応してくれるときなんかはデザインをこだわってよかったと実感します。

アメリカの自由文化自身刺激に。
インダストリアルには業界をえたがりを。

日頃からデザインや個性を磨く事には気を使っていて、店舗の商品買い付けも兼ねて、自身の勉強のために年一回はアメリカに行くようにしています。主にロサンゼルスなどの西海岸が中心。マーケットで雑貨や金物などの買い付けたり、現地の独特な建築物をみて、直接目で見たり手に触れた生の情報をインプットするように心がけています。特に西海岸が好きなんですが、アメリカって多くの人種やカルチャーが入り混じって構築された国だと思うんです。ヨーロッパとは違うアメリカならではの、様々なカルチャーが混ざり合った文化に私は惹かれていったんだと思います。

インダストリアルのディスプレイ構築にお声がけいただいた時も、いろんな業種をミックスしてワーカーズ業界を盛り上げようとしている松井さんのアイディアを聞いて共感しました。自分自身、建築やってて作業服とかもっとおしゃれにできないかなぁと考えていましたし、インダストリアルが業界を超えて盛り上がることで、現場で活躍するワーカーズがもっと自分の仕事を好きになったり、誇りを持てるように慣れればいいですよね。わたし自身、今後もこの事業の面白い展開を期待しつつも、何か楽しそうなことあったらぜひまたご一緒できたらと思います。

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